ヨーグルトは健康や美容に良いとされ、朝食や夜食に取り入れている方も多いでしょう。しかし、ヨーグルトを食べることで太ることがあるのも事実です。この記事では、ヨーグルトを食べると太る原因と、朝夜の適切な食べ方について詳しく解説します。
ヨーグルトを食べて太る原因
食べ過ぎ
どんなに低カロリーの食品でも、過剰に摂取するとカロリーオーバーとなり、体重増加につながります。ヨーグルトは100gあたり約60kcal程度ですが、他の食事と合わせて摂取するとカロリーが増えてしまいます。
目安として、1日100~200g程度にとどめるのが良いでしょう。
糖分が多いヨーグルトを食べている
市販のヨーグルトには無糖のものと加糖のものがあります。加糖のヨーグルトは糖分が多く、カロリーも高いため、毎日食べ続けると体重増加の原因になります。
できれば無糖のヨーグルトを選ぶと良いでしょう。
ヨーグルトに糖質の多い食べ物を入れている
無糖のヨーグルトを選んでも、砂糖やジャム、マーマレードなどを入れてしまうとカロリーが高くなります。ダイエット中は無糖のヨーグルトをそのまま食べるか、少量のはちみつを加えるのがオススメです。
適切な夜のヨーグルトの食べ方
ヨーグルトの食べ方
夜にヨーグルトを食べる場合、寝る前に温めて食べると良いです。冷蔵庫で保存されたヨーグルトは冷たく、体を冷やしてしまいます。
体温が下がると眠気を感じますが、冷えたヨーグルトを食べると眠気のタイミングがずれ、入眠しづらくなります。
適切な量
夜にヨーグルトを食べる際、適切な量を守ることが大切です。大量に食べるとカロリーオーバーになるだけでなく、消化器官が活発に動き、睡眠の質が低下する可能性があります。寝る直前にヨーグルトを食べるのは避けましょう。
注意点
ヨーグルトには健康や美容に良い成分が含まれていますが、寝る前の歯磨きは必ず行いましょう。乳酸菌が虫歯菌を殺菌する効果があるとされていますが、歯磨きを怠ると虫歯の原因になります。
理想的には夕食後にヨーグルトを適量食べ、その後に歯磨きをし、2~3時間経ってから眠るのがベストです。
適切な朝のヨーグルトの食べ方
ヨーグルトの食べ方
朝にヨーグルトを食べる場合、朝食前に食べると良いです。ただし、冷たいヨーグルトは腸に負担がかかるため、レンジで少し温めて食べるのがオススメです。
また、フルーツを入れる場合もレンジで温めることで体を冷やす心配がありません。
適切な量
ローカロリーなヨーグルトでも、適切なタイミングと量を守らないと太る原因になります。適切なタイミングで適切な量を毎日続けて食べることが重要です。
注意点
朝にヨーグルトを食べる際の注意点は、食前に食べると胃酸の働きで善玉菌が死滅しやすくなることです。フルーツを入れる場合はフルーツを先に食べ、その後にヨーグルトを食べると善玉菌が腸に届きやすくなります。
また、ヨーグルトだけで朝食を済ますのはNGです。ヨーグルトだけでは午前中の活動エネルギーとして不十分で、体が飢餓状態になりやすく、エネルギーを蓄えようと脂肪をため込みやすくなります。
自分にあったヨーグルトを選ぼう
スーパーやコンビニのヨーグルト売り場にはさまざまな種類のヨーグルトが並んでいます。ヨーグルトに含まれるビフィズス菌や乳酸菌の種類もさまざまで、自分の体に合っていないヨーグルトを食べても効果がないことがあります。
ヨーグルトの選び方
自分に合ったヨーグルトを見つけるためには、同じヨーグルトを2週間ほど食べてみるのが良いでしょう。
2週間食べてみて体調やお肌、便通などが改善したら、そのヨーグルトが自分に合っていると判断できます。逆に何の変化もなければ、別のヨーグルトを試してみましょう。
まとめ
ヨーグルトは健康や美容に良い食品ですが、食べ方や選び方によっては太る原因になることもあります。
食べ過ぎや糖分の多いヨーグルトを避け、適切な量とタイミングで摂取することが大切です。
また、自分に合ったヨーグルトを見つけることで、より効果的に健康や美容の効果を得ることができます。
ぜひ、自分に合ったヨーグルトを見つけて、健康的な生活を送りましょう。